2024年大会
2024年大会レビュー
2024年JLPGAレジェンズツアー第4戦「カヤバレジェンズオープン」が10月26日、岐阜県可児市の日本ラインゴルフ倶楽部で開催され、久保樹乃選手が通算5アンダーでレジェンズツアー初優勝を果たした。2002年のヴァーナルレディース以来、22年ぶりとなる勝利だった。
最終日は序盤からバーディーを重ね、12番までに5メートル級のバーディーパットを3本沈めるなど安定したプレーを展開。13番では第1打を右に曲げ、バンカーに入れてダブルボギーを叩く場面もあったが、14番で即座にバーディーを奪い、流れを引き戻すなど、円熟のプレーを見せた。
2024年夏の全米シニア女子オープンでも久保選手は5位に入り、日本人選手は4人がトップ10入りするなど、シニア世代の健闘が目立った。JLPGA会員の約半数がレジェンズツアーに参加しており、年齢を重ねても挑戦の舞台があることが、選手たちにとって大きな励みとなっている。
久保選手はJLPGAツアー通算2勝。特に2002年の優勝は、7ホール・1時間55分に及ぶプレーオフを制した名勝負として記憶されている。今回の優勝は、まさにゴルフが「生涯スポーツ」であることを象徴する一戦となった。





























